靴は口ほどにモノを言う?

靴の選び方

靴を選ぶ時、普通は履いてみて問題なければそれを購入することが多いと思います。
靴売り場で見ていると、
試し履きするところまでは良いのですが
その場で足踏みする程度か、もしくは数歩歩いてすぐ決める方がほとんどです。

家に持ち帰って翌日履いてみると
どこかが痛くなったりしたことが、誰しも一度は経験があるのではないでしょうか。

足の大きな役割は「移動手段」です。
一般に移動手段と言うと、自動車・バイク・電車・自転車などが挙げられますが、
そのどれもが整備や点検を行いますね。
でも足はどうでしょうか。

足の点検?整備?
なんのこと?という感じですよね。
そしてその足を保護したり、足の機能をサポートしてくれる靴・シューズは
ひとたび使い始めたら特に何もチェックしませんよね。

ですから調達するときに最大限注意を払っていただきたいのです。

靴選びにはいくつものポイントがあり、
厳密にそれを満たそうとすると、調達できなくなってしまいますので<苦笑>、
中でも非常に大事なポイントを2つお伝えします。

(1)シャンク
 アウトソール(地面に接する部分)が土踏まずあたりで簡単に曲がらないものを選んでください。
 
(2)ヒールカウンター
 かかとを包み込む部分は十分な硬さと深さがあるものを選んでください。
 靴によってかかとの形状も異なりますのでご注意ください(画像参照)。

ヒールライン

靴の替え時

では靴選びがちゃんとできたとして、
ある程度使用したのち、靴を替えるのはどのような時でしょうか。

多くの方が「かなりすり減った時」と感じるのではないでしょうか。
特にかかと部分やつま先部分です。
確かにそれもポイントの一つです。
そこに一つ追加して、「靴が歪んだ時」というのも覚えておいていただきたいと思います。

米国の足病医協会では約90%近くの人の足に
何らかの歪みがあるというデータがあります。
日々歪んだ状態で立ったり歩いたりしていることになるのですが、
カスタムメイド・インソールなどで歪みの補正をしていない場合は特に、
靴に歪みが現れます。(画像参照)

見た目のすり減りが問題なくても、靴自体が歪んでしまっている場合には
「替え時」と考えてください。
もったいないといって使い続ける方が多いですし、
その気持ちも十分に分かりますが、
靴とご自分の足のどちらが大切かは明白なことと思います。

足とカスタムインソールと靴、三位一体で健康な毎日をお過ごしください。

バドミントンシューズ

ランシュとスパイク

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