私たちの足

私たちの足の仕組みと構造

  • 私たちの足は数百もの器官からなる非常に複雑な構造をしています。両足で52本の骨、66の関節、214の靭帯、38の筋肉より形成されています。
  • 足の骨格構造では、かかとの骨は外側に位置し、土ふまずの部分には骨がない為に、横に倒れやすい構造をしています。
  • 足元に歪みが生じると、身体全体にも歪みが生じます。
  • 足は歩く時に血を押し上げるポンプの役目を担っており、地面を踏む時、足を上げる時の筋肉の収縮弛緩によりポンプ効果が起こる為、第二の心臓と言われています。
  • 私たちの足は非常に複雑で、非常に大切な部分なのです。

足の3大機能

足には大きく分けて3つの機能(1.衝撃吸収機能 2.路面対応機能 3.テコの機能)があります。

1.衝撃吸収機能

衝撃吸収機能歩行時にかかとが地面に着地する際には、かかとの皮下組織が大きな衝撃吸収機能を発揮します。そして歩き始め、足を上げると足が若干外へ開くのも、関節がグラグラの状態を作り、その状態で着地し衝撃を和らげるためです。靴のかかとの外側が磨り減るのはこの為です。(靴のかかとが中央あるいは内側から磨り減る方はこの足の機能を発揮できていません)

2.立っている時と歩行している時の路面対応機能

立っている時と歩行している時の路面対応機能ロボットとは違い、私達は岩場、山道、柔らかいじゅうたんの上など様々な路面環境でも直立・歩行することができます。足は数百の器官により形成されており、足の機能を発揮するために無数の筋肉・靭帯・関節が相互に機能しています。足の歪みや足に合わない靴を使用した場合には足の機能が低下し、この路面での安定したバランス機能を十分に発揮できなくなります。

3.身体を前進させる際のテコの機能

身体を前進させる際のテコの機能足は身体体積の3%を占めるのみにも関わらず、残り身体体積の97%を支え、その上前進させるための器官です。小さな力で大きなものを動かす時にはテコの原理を使いますが、私達が歩行する際にもこのテコの原理が使われています。正しい足のポジションで歩行し蹴り出して行く際、足の関節は全てロックされ股関節まで1本の棒のように繋がり、足の指の付け根を支点として身体を前進させます。
足の機能を十分に発揮できない際には、腕や肩を振る等の遠心力、余分な筋力を使って歩行する必要があります。歩行時に左右の手の振り方が違う人を見かけるのはこの為です。

「FEET in DESIGN」とは

米国特許を取得した最先端三次元足圧測定機「3DOシステム」で取得した足の三次元データに基づき作成される高機能オーダーメイドインソール「FEET in DESIGN」は米国の足の専門医(米国足病外科医)により開発され、バイオメカニクス(生体力学)に基づき設計された足の補正健康用具です。 個々の足を、適正な状態である「ニュートラルポジション(中立位)」へと導き足元から、身体パフォーマンスと身体バランスをサポートします。